現在ご検討中の機器にフィットしない、もう少し重たいユニットを載せたい、移動量を伸ばしたい、取付穴位置を変更したい、レールを引き抜きたい、など標準品(カタログ品)では対応できず、カスタム品やオーダーメイドを依頼する場合には、コストや納期で標準品よりもデメリットになる場合があります。
気をつけておきたいポイントを下記にまとめました。
コストについて
オーダーメイドの場合、標準品への追加工や、専用の金型が必要になることが多いため、同材質・同サイズのスライドレールでも割高になります。価格が割高になる要因は下記の通りです。
注文数量による単価
製品の種類にもよりますが、特注品の場合には、1回のご注文数量が、数百本程度以上にならないと割高になる場合が多いです。標準品は、通常ある程度の数量をまとめて製造する為、比較的リーズナブルな価格で提供が可能になっています。
金型製作費
仕様によっては、金型が必要な場合があります。オーダーメイドの場合には、その製品にしか使用しない金型となりますので、基本的には金型代(数万円~数十万円)を発注者側が負担することが多いです。
確認用の試作品提供費
量産前に確認する様に試作品の提供を請求する場合、有償になることがあります。試作数量、仕様、ご確認内容にもよりますが、通常1ヶ月程度の納期がかかることがあります。
※株式会社スカイではオーダーメイドにおいても、数量によっては標準品と同程度でのコスト試算になる場合もあります。詳しくはお問い合わせください。
納期について
既に規格が決まっているものに対して、オーダーメイドの場合、特別な規格での製作になるので、通常よりは納期がかかると考えたほうが良いです。試作品を請求する場合は、試作品の提供までに1か月程度を見ておいてください。また製品の仕様、どこで生産をするか、数量などにもよりますが、量産品の納品までは、通常1~2か月程度かかります。