スライドレールの構造と部品
部品の製造、組立を経て、製品になるまでの流れをご覧いただければと思います。
※特殊なレールやご要求によっては、製造方法が異なる場合があります。
シングルスライドレールで使われている部品は以下の4種類です。
① アウターメンバー(キャビネットメンバー)
筐体などの固定された面に取り付けるレール部品です。一般的に、棚(キャビネット)に取り付けることから、キャビネットメンバーとも言われてます。
② インナーメンバー(ドロワーメンバー)
引き出しなど摺動させたい箱、物体などに取り付けるレール部品です。一般的に引出し(ドロワー)に取り付けることから、ドロワーメンバーとも言われてます。
③ ボールリテーナー
個々のボールを正しい位置に保持(リテイン)するためのレール部品です。ボールという言葉が付かず、単にリテーナーと呼ばれることもあります。
④ ボール
通常ボールリテーナーに組み込まれております。アウターメンバーとインナーメンバーに点で接触する為、摩擦抵抗が少なくなります。また、レール(インナーメンバー)を動かすと、ボール自体が転がるため、レールは軽い力でもスムーズに動きます。
筐体などの固定された面に取り付けるレール部品です。一般的に、棚(キャビネット)に取り付けることから、キャビネットメンバーとも言われてます。
② インナーメンバー(ドロワーメンバー)
引き出しなど摺動させたい箱、物体などに取り付けるレール部品です。一般的に引出し(ドロワー)に取り付けることから、ドロワーメンバーとも言われてます。
③ ボールリテーナー
個々のボールを正しい位置に保持(リテイン)するためのレール部品です。ボールという言葉が付かず、単にリテーナーと呼ばれることもあります。
④ ボール
通常ボールリテーナーに組み込まれております。アウターメンバーとインナーメンバーに点で接触する為、摩擦抵抗が少なくなります。また、レール(インナーメンバー)を動かすと、ボール自体が転がるため、レールは軽い力でもスムーズに動きます。
シングルスライドレールの構造
スライドレール部品製造の流れ
※そのため標準規格品はもちろん、御社の必要とするカスタム品(長さ・トラベル・孔位置・孔サイズ等の変更や特殊機構部品の追加など)の対応も可能です。
それぞれの部品の大まかな製造工程は以下の通りです。
① アウターメンバー / ② インナーメンバー
成形加工
応用加工
メッキ加工
組立工程へ
③ ボールリテーナー
順送プレス加工
組立工程へ
加工方法について
成形加工
①アウターメンバー/②インナーメンバーの成形加工は、機械プレスによるプレス成形とロールフォーミングマシーンによるロール成形で加工してます。プレス成形の場合、先ず初めに材料の切断から始まります。
加工の時点で、製品の長さが決まってしまいますので、特に特注製品をご検討されている場合はご注意ください。